大般若経転読法要 神戸市西区 宝福寺

大般若経転読法要 宝福寺公演

平成28年12月10日(土)兵庫県神戸市西区 宝福寺において本堂建設20周年を記念して大般若転読法要が公演形式で行われました。
大般若経転読法要とは大般若波羅密多経六百巻を転読する法要です。 

中国の唐の時代660年正月から玄奘三蔵(西遊記の三蔵法師のモデル)が4年近くかけて翻訳したもので、翻訳完成時に慶賀のために読み上げたのがこの法要の始まりといわれます。

日本ではその40年後、文武天皇の時に百人の僧侶で読んだという記述が「続日本書紀」にあります。

ちなみに大般若波羅密多経の要点を説いたものが般若心経といわれます。

転読の模様は(以前ホールで開催した時のもの)こちらにアップしていますのでよかったらご覧下さい。
転読に先立ち、唄、散華、対揚など代表的な声明(しょうみょう)もお唱えいたしました。

声明公演 能福寺 御挨拶