災害対策活動支援募金の旗

天台聲明兵庫社会奉仕會とは

檀信徒のみならず広く社会への天台声明(しょうみょう)普及と、忘己利他(もうこりた・己を忘れて他を利する)の精神のもと、災害被害など厳しい状況に苦しむ方々への幅広い支援活動という解行双修(げぎょうそうしゅう・学問と実践の両立)を目的としています。

 

当初は兵庫天台仏教青年会として、東日本大震災時には現地にて瓦礫撤去や慰安など延べ十数回の支援活動に従事。また、東北に限らず、その後の奈良和歌山の水害では紀宝町・那智勝浦市にて土石の撤去作業、京都の水害では愛宕の月輪寺裏の土石撤去と簡易堤防造成。島根県江津市、滋賀県安曇川や丹波市市島町にて土石撤去。降雪時期には兵庫県北部で必要に応じて独居老人宅を中心に屋根の雪下ろしを実施しています。

 

僧侶として、また同じ労働でも僧侶だからこそ伝えられるもがあると信じて支援活動を続けていますが、活動を続ける中で被災地に直接関われない方々の声も届けたいと思い立ち、我々の宝である天台声明をあえて無料開催し、活動報告やご支援を訴え募金活動を行うことで、肉体労働が困難な方々と気持ちを同じくする活動として兵庫天台仏教青年会の枠組みを外し、兵庫県内の天台宗寺院に呼びかけ平成25年に〝天台聲明兵庫社会奉仕會〟として発足しました。

以上の経緯から当ホームページ内の声明公演や災害支援活動の写真には一部、兵庫天台仏教青年会当時のものを使用いたしております。

 

現在会員数は32名です

声明公演の演目としては、金剛界曼荼羅供、大般若転読法要、光明供九條錫杖などが挙げられます。

 

天台聲明兵庫社会奉仕會 代表 雲井雄善